家を売却する際「ホームステージング」をおこなう方が増えています。
その一方「ホームステージングを仲介業者に勧められたが、どうすれば良いのか」「ホームステージングをおこなわないと家は売却できないのか」と疑問に思っている方もいるでしょう。
今回はホームステージングの内容や費用相場、メリットなどをご紹介しますので、実施するかの参考にしてみてください。
家を売却する際におこなうホームステージングとは
ホームステージングとは売却中の家を家具や小物、グリーンなどを用いてモデルルームのように演出する方法です。
アメリカで発祥し、欧米では売り出し中の家をホームステージングすることが半ば当たり前となっています。
日本では、2010年代からホームステージングを実践する家が増えはじめました。
ホームステージングをおこなうと、部屋の見栄えが良くなるのはもちろん「その家で暮らす様子がイメージしやすくなる」効果も期待できます。
家を売却する際にホームステージングをおこなうメリットとは？
ホームステージングをおこなうと「家の印象が良くなる・販売期間を短縮できる・家が高く売れる」といったメリットがあります。
家具も何もないガランとした部屋は、殺風景で生活するイメージが湧きにくいものです。
家を内覧した方が好印象を抱き「この家に住みたい」「この家に住めばこんな生活ができる」と思ってくれれば購入意欲も高まり、契約に繋がりやすくなるでしょう。
アメリカでは、ホームステージングをおこなった家は、しなかった家よりも6％以上高く売れたといった調査結果も出ています。
また、ホームステージングは居住中でも可能です。
居住中にホームステージングをおこなえば生活感が消え、家の魅力がクローズアップされます。
ホームステージングをおこなう際の費用相場とは？
ホームステージングの方法には、空き家に家具をレンタルして自分でコーディネートする方法や、プロに依頼して家全体をフルコーディネートする方法などがあります。
空き家に家具をレンタルして自分でコーディネートする場合の費用相場は、3か月で15万～30万円程度、フルコーディネートをしてもらう費用相場は100万～200万円前後です。
居住しながらホームステージングをおこなう場合は、4時間で5万円前後が相場です。
最低限の家具をレンタルし、小物は自前でそろえるなど工夫すれば、費用を抑えられます。
まとめ
家を売却する際におこなうホームステージングとはなにか、メリットや費用とあわせて解説しました。
ホームステージングは家を魅力的に見せて購買意欲を高める有効な方法です。
ホームステージングを専門におこなう会社なども増えているので、家をできるだけ早く、高く売りたい方は検討してみてください。
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